レゴランド・ジャパンに行きました

レゴランドジャパン入場門
行ってきました!

『明日何しよう?』

金曜日の夕飯時、僕の作ったこだわりのカレーライスを自画自賛しながら妻と子供に聞いてみた。すると妻から思わぬ提案が……

『レゴランド、行く?』

(え?!レゴランド……!)

僕が驚くのも無理はない。なぜなら、これまで何回も僕が提案するたびに

『入場料が高い!』
『飲食費が高い!』
『そもそも行く価値はあるの?』

と、ネットから仕入れたネガティブ意見の一斉射撃で僕をハチの巣にしてきたからだ(行ってもないくせに!)。

そんな妻からの、まさかの提案。

(そんなにカレーが旨かったのか……?)

といぶかしみながら、さりげなく妻に心変わりの理由を聞いみた。すると、親友家族がレゴランドの年間パスポートを購入したとのこと。それで興味が湧いてきた、ということか。

ネットの声より、夫の願いや手の込んだカレーライスより、どうやら親友の一言が最も影響力があるらしい。

そんな現実に妙に納得しつつ、そもそも前々から行ってみたかった僕としてはこのチャンスを逃す手は無い。『○○ちゃんありがとう~!』と心の中で妻の親友に感謝をしながら、『そうしようか❤』と快諾した。もちろん、子どもは大賛成である。

夕食後、さっそくレゴランドジャパンの情報を調べてみた。



やはり高めで強気の入園料なのか

行きたいとは思っていたものの、これまで特に情報を仕入れていたわけではなく、前知識なしの強行日程となったレゴランド。

今回のレゴランド行きについては

時期 人数構成
4月の土曜日 家族4人(大人2名、6歳1名、3歳1名)

という前提条件となる。

さっそく入場料から情報収集を開始すると、いきなり料金設定で見慣れない用語を発見。

ピークとオフピークとは何だ?

レゴランド料金表

要は、『混んでる時は高く(ピーク時)、空いている時は安い(オフピーク)』という料金設定のことらしい。いつがピークかオフピークなのかは、下記のようにその月のカレンダーが掲載されている。

レゴランドのピーク・オフピークの料金表

さらに事前予約の時期によっても割引設定があって、この記事掲載時点では2~7日前までの予約だと最大20%OFFとなる、とのこと。

レゴランドのピーク時・オフピーク時料金表

ちなみに、他のテーマパークに比べて高いという意見を反映しているためか、この割引率は頻繁に変わるらしく…… ぜひ行かれる時期に確認をしていただきたい。

いずれにしても、前日に調べている時点で事前割引は完全に『アウト』だ。つまり、当日料金でしか入場できないことになる。

当日の1DAYパスポート料金
大人¥6,900×2名+子ども¥4,500×2名 ¥22,800

『当日料金高過ぎ……、、あり得んでしょ?!』

前日に思い立っていきなり2万円オーバーというお金が消えるのか!これはとても受け入れがたい現実だ。それにこの時は(しょせんレゴランド!)と思っていたのも事実で、遊園地の延長線上にあるそこそこのテーマパーク、という思いしかなく、心の準備もできていなかった。

いずれにしても(かなり高いなぁ、、)と思ったのが素直な感想。

それに、チケットの種類としては1DAYパスオートの他に、隣接する水族館とのコンボチケットもあるので、行く目的によって選ぶ必要もあるのだが、これに関しては事前に妻と話し合い、水族館は行かないという結論が出ていた。が、このコンボチケットなるものに関して少し疑問があったのでここで記しておきたい。

名古屋港水族館という存在

名古屋港水族館

有名なので知っている人も多いと思うが、レゴランドジャパンからそれほど遠く離れていない場所に、名古屋港水族館という国内有数の水族館がある。距離としては9kmほど、車で20分もかからない。

果たして、比較すれば明らかに小規模な水族館に、わざわざ追加料金を払って行く必要があるのか?

実際、名古屋港水族館はそれ単体で十分に楽しめるし、周辺施設(レストランや遊園地)もあり、半日以上、大人も子供も充分遊べる。地下鉄もすぐ近くにあり、名古屋中心へのアクセスも心配ない。

コンボチケットにした場合の追加料金は500円と安いが、僕の心配はむしろ運営サイドにむけられたものだ。

『名古屋港水族館という存在を尻目に、よく水族館を併設しようと考えたな。集客は?維持費は大丈夫なのか?』

と思ってしまった。

また、これは後にも触れるが、1DAYパスポートが高いか安いかはともかく、実際に行ってみると子どもの年齢や大人の価値観などに違いはあるものの、レゴランドは丸一日充分に楽しめることがわかった(だから水族館まで足を運ぶ時間がないのだ)。だからなおさら、後日談としてではあるが、そもそもコンボチケットを購入する必要があるのか、さらにそもそも水族館を併設する意味があったのか、今でも、いや、今だからこそ疑問として残っている。

話題がそれてしまった。

とにもかくにも、前日に安く1DAYパスポートを購入できる方法はあるのか?

思い当たるだけの割引情報を調べてみると……

『あったーーー!』

JAFの優待割引

JAFのレゴランド優待割引

これはいわゆる割引クーポンではなく、裏ワザとも言えないが、JAFの優待割引というものがあった(僕は幸いにもJAF会員だった!)。

結果としては、事前予約割引と同程度の割引で1DAYパスポートを購入できた。JAFの優待割引の内容は以下の通りである。

レゴランドジャパンのJAF優待割引

JAF優待割引の価格(当日1DAYパスポート)
大人¥5,500×2名+子ども¥3,600×2名 ¥18,200

なんと、マイナス¥4,600、約23%の割引!

これはピーク時の2~6日前に予約した場合よりさらに安くなるではないか!(オフピーク時でも事前割引より多少安くなる!)。

ただし……この記事は実際にレゴランドへ行ってから3か月後に書いているが、支払った合計金額は¥17,200だった。JAFの割引率は変更ないと思われるので、これが↑で書いた『頻繁な価格改訂』の影響かと思われる。

いずれにせよ、だ。

JAF会員ならピーク時には約23%、オフピーク時には約10.5%の優待割引を受けられる(この記事執筆時点で)。これは『利用するべき!』であり、利用しないと『絶対損』である。

他のテーマパークとの入場料金の比較

他のテーマパークと比較すると、本当に割高なのか?とても気になってちょっと調べてみた。

ディズニーランド、USJの1DAYパスポート料金
テーマパーク 大人 中人 子ども 大人2名+子ども2名の料金
ディズニーランド ¥7,400 ¥6,400 ¥4,800 ¥24,400
USJ ¥7,400 ¥5,100 ¥25,000

金額だけ見ると、実際に行った印象も含めて、割引を適用しない場合はレゴランドの割高感が否めない。でも、計画的に事前予約をしたりJAFの優待割引を適用できれば、むしろディズニーランドやUSJの方が金額的には高いじゃないか!

そこで気になるのが、施設の規模やテーマパークとしての魅力を考えるとどうなのか、という問題である。

テーマパークの料金に関しては、各テーマパークへの思い入れ(=行ったというそのものの満足度)にもよるところがあるため、簡単な判断や分析はできない。ちなみに僕の妻はディズニー信者だ。年に一回ディズニーランドに行かないとどうにも我慢ができず、行けないと(思われる時は)僕がそのストレスの矛先となり、一時的に家事の負担が増す(こともある)。

これは余談だが、6歳の長男が僕だけに

『僕はミニオンズパーク(※USJのこと)の方が好きなんだよ』

とこっそり教えてくれた。実は彼はUSJの隠れ信者で、妻にはそのことを内緒にしてほしいとも頼まれた(笑)。そして僕も、USJが大好きだ。

愛する息子の幼く可愛い告白は、いずれ僕とミッキーワイフとの攻防・交渉における大きな切り札となるかもしれない(笑)。

余談は置いといて、下記のような解釈・推測は可能ではないかと思われる。

テーマパークと地元心理

まず、名古屋在住の僕たちにとって、ディズニーランドやUSJはほとんどの場合旅行となってしまう。そのため、訪れるには相応の出費が必要であると同時に、それに見合う対価(どれだけ楽しかったか、もしくは行った事に対する満足感)も欲しくなってしまう。

結果として、その場所へ『一番行きたかった人』の充足感を大切にしようと思う一方、それほどの思いが無い人(一緒にいれば楽しいかな♪程度に思う人)にとっては、それ以外の充足感(他に訪れる場所)を求めることとなり、結果として『あそこにも行こう!』と旅行のオプションが増えていく。

これはつまり、『(旅行の)充足感が増える』ことを意味し、そもそも『訪れること』が目的であったテーマパークに『それほど愛着の無い人』の充足感も 追加されるのだ。

一方レゴランドは、名古屋在住で日帰り圏内の僕らにとっては、安くチケットを購入できれば、宿泊もないためそもそも他の2大テーマパークほどの出費は発生しない。

もちろんディズニーランドやUSJは中部地方に住む方にとってはギリギリ宿泊無しで行こうと思えば行けるのだが、そのためには深夜に高速道路を走らなければならないというアメとムチ的な選択を迫られることにもなる。

テーマパークで子どもと一緒に思いっきり1日遊んだ後の深夜の高速道路におけるロードレースは、ディズニーピクサーのカーズ1の冒頭シーン、マックィーンをカリフォルニアまで乗せて走るマックの激走に等しい(と僕は思う)。

カーズ1で居眠り寸前のマック

マックィーンのわがままでカリフォルニアに向かって激走するマック

一方で、当然旅行ではないため他の箇所には寄らないし、後日談となってしまうが、そもそも一日たっぷり遊べるため、他の箇所へ訪れる予定すら最初から立てない。

でもその充足感はどちらかと言えば『お子様寄り(年齢が低い子供寄り)』に設定されており、大人はリピートを胸に誓うほどのものはないのだ(これについては後述する)。

また、この記事を書いていて思い出したことがある。

大阪出身の同僚が

『USJは入園料に見合う価値は無いっすよ~』

と言っていた(覚えたての名古屋弁と標準語で苦労していた)。これはつまり、地元であればあるほど(もちろん人によって)、それぞれのテーマパークに対する価値が薄れてしまう(シビアになる?)という結果ではないだろうか。

つまり入園料とそれに見合う満足感は、住んでいる地域という地理的な問題によって、シビアにもなるし慣用的にもなるのである。

だから結局、レゴランドの入場料が高いか安いかは、住んでいる地域、テーマパークへの思い入れや個人の他のテーマパークとの比較論にもなってしまうのだが、ディズニーランドやUSJと比較すると、はっきり言ってレゴランドの入場料は一般的に叩かれているほど高くないのではないか、と個人的には思われる。

レゴを改めて考えてみる(ディズニーとUSJ、他のテーマパークとの違い)

レゴは、日本に住んでいるほとんどの子どもが幼少期に触れるおもちゃ(知育玩具の部類だろう)で、逆にレゴを知らないという人を僕は知らない。

一方、ミッキーやミニーを知らないという人や、スパイダーマンや最近ではONE PIECEといったアニメ(漫画)を全く知らないという人にもほとんど会ったことがない。

そういった知名度の点ではディズニーやUSJ、レゴは同格だと思う。

でも、『大人になってからレゴにはまった!』という人も同じくらい会ったことはないし、逆に『アナ雪にはまった!』『スパイダーマンが好き!』という人には少なからず出会う機会がある。

この記事掲載時点では、ディズニーピクサーの『TOY STORY 4』がとても話題になっている。

これはひとえに、大人になってからも興味の対象となるかどうか、という問題で、レゴはやはり子どもの興味は引くものの、大人がとても感動する対象にはなりえないという結果ではないだろうか。

映画を例にして言えば、大人がはまったというレゴの映画を僕は知らない。

また、それがそのまま『テーマパークとして具現化』した結果にも結びついているのではないかと思う。

つまり僕が言いたいのは、レゴが大好きな親がいる家庭は別として、我が家のように『レゴを普通に知っている』でも『レゴにすごい思い入れがあるというわけでもない』親が子どもを連れてレゴランドに行ったとして、そもそも『とても良かったよ!』という感動が起きる確率はとても低いのではないかということだ。

さらに、その時点で他のテーマパークと比較するのではなく、『レゴランド』は『レゴランド』として、他とは一線を置いて評価するべきではないかと思う。

そういった点では、↑のように他のテーマパークと比較して割引を適用すれば割安に入場できるレゴは『アリ!』だが、割引ができず2万円を超える料金を支払っての入場は『ナシ!』と思ってしまうのも当然の話である。だって、他にも魅力的で割安なテーマパークが比較的近くにある場合、それより高い料金設定をしているのは『割高!』とみられて当然なのだから。

名古屋在住の我が家の場合、4歳の息子は『鈴鹿サーキット』が大好きで、レゴランドと鈴鹿サーキットを選ばせたら間違いなく鈴鹿サーキットを選ぶ。また、夏には水遊びもできるレゴランドだが、6歳の上の子は確実に大型海水ブールのあるナガシマスパーランドを選ぶだろう。

いずれも、レゴランドより入場料金は安い。

話がそれてしまったが、今回はレゴランドに行くことは決定事項。安く行けるにこしたことはない。JAFの優待割引を使って割安にレゴランドジャパンの1DAYパスポートを購入することができたのだから、それだけで良し!としよう。

祝!初レゴランドジャパン

レゴの令和

入場ゲートを潜り抜けて、まず僕らを迎え入れてくれたのが『令和レゴ』。思わず記念写真を撮ってしまった(笑)。また、下の子が4月が誕生日であったため、それが他者(他のスタッフ?)にもわかるように限定シールを貼ってくれた。この時のスタッフの対応はとても愛想よく、好感が持てた。

実際に行ってみた大雑把な感想としては……

子どもがまだ小さい時ならば、レゴランドジャパンは『あり!』だと思う。4歳と6歳の息子はとても楽しんでいた。特に下の子は、幼稚園で『家族との思い出』というテーマでピカソを彷彿とさせるレゴランドの絵を描いた(凡人には本人の説明無くして、その絵からレゴランドの発想は不可能だったが)。

大人の印象としては、アトラクションの対象年齢がけっこう低く設定されているな……という印象。これは↓に追記する。

ディスプレイされていたレゴで作った日本の町や、僕たちが行った時にあったレゴで作った桜の木などについては、『ほ~!よくこんなもの作ったな!』と、見る物によっては大人も充分楽しめる。

レゴランド レゴで作られた桜の木

レゴで作られた桜の木

レゴランド:レゴで作られた町

レゴで作られた町

ただ、

『すっごい感動した!レゴランドにまた行こう!』

という気になるのかと問われると、おそらくは入園料の高さもネックとなって

『今回行けて良かったね!次はどこに行こうか?!』

となるのではないか。でも、子どもの年齢とか条件さえ合えば行ったことに後悔はしないと思う。

チケット事前入手のススメ!

他のテーマパーク同様、可能な限りチケットは事前入手が望ましい。当日のテーマパークでの購入や引換は、入場ゲート以外にチケット購入または引換窓口に並ぶ可能性があり、時間のロスだからだ。

地元心理とレゴランド

ここでもう一度、レゴランドはアリかナシかを考えていみたい。

妻の友人の場合、レゴランドジャパンに高速を使わなくても行ける距離に住んでいるという利点は、年間パスを購入した意義は大きいと思われる。例えば名古屋在住の我が家では、週末の予定を考える際に『東山動物園がいい?それとも名古屋港水族館?』という具合に、地理的条件によってリピート訪問の可能性は高くなる。
僕たちも名古屋港水族館の年間パスを購入したことがあるため、その点で地元心理が働くことに納得が行く。

気軽に行くことができるという居住環境は、お金を多少は払ってもいいかな、という心理に向かわせる力としては非常に大きい。それはディズニーしかり、USJしかりで、テーマパークにおける差異は無いと思われる。

ただし、高速も使わずに気軽にレゴランドに行ける人は限られるため、例えば中部圏外の方で旅行の予定にレゴランドを組み込むべきか、となった場合、果たして『大人目線』で料金に見合った楽しみ方ができるのかは、正直なところ判断が分かれる。もちろん幼児~小学生低学年、そしてレゴを崇拝する子どもがいれば彼らにとっては素晴らしい思い出となること間違いなしだが、『大人目線』というのがボトムネックとなる気がする。

だって、お金を払うのはレゴ崇拝者の子どもじゃなくて大人なんだから、大人が納得するテーマパークでなくてはどんなに素晴らしいビジョンを持っても客足はおぼつかない。

でも、『楽しめる』という条件がいくつか合えば、リピート訪問は無いにしても

『行って良かったね!』

となるのがレゴランドだと、『現状では』という前提の元、僕は思う。

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